神経症ってどんな病気?
定義
非器質性であり心因性の機能障害。病識があり、現実検討力を保っている。
えっ〜?どういう意味なの〜?言葉が難しくてわかんないよ〜!
では、簡単な言葉で説明しましょう。
あらゆる検査の結果、機能障害の原因となる器質性異常は認めらない。
でも、自分では自分自身が病気であるに違いないと意識している。
そして、それらの様々な症状によって社会的に不利益が生じているために、
治療をしないといけないことを自覚している状態。
まだ、犬の僕にはわからんワン!
つまり、調子が悪くて内科に行ったが、
「検査結果は正常ですよ。ストレスからきてるんちゃいますか?」
などと言われた事はないですか?それですよそれ!
類型
1. 不安障害-恐怖症性不安障害:閉所恐怖、広場恐怖、対人恐怖など。
-パニック障害:めまい、動悸、振え、発汗、吐き気、息切れなど。
-全般性不安障害:上記のパニックが継続して起きている。
2. 強迫性障害-自分では不必要であると感じながらも、
意思に反してその行為を行わずにはいられない。
その行為の為に社会生活に支障をきたす状態。
3. 解離性/転換性障害-転換症状:失立、失声、視野狭窄、ヒステリー球など。
-解離症状:心因性健忘、多重人格、遁走、退行など。
4. 身体表現性障害-自律神経症状(身体的訴え)
5. その他-神経衰弱、離人感、現実感喪失など
治療
薬物療法、精神療法、認知行動療法など。